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116 : ◆YPPZoWABRI :2008/02/21(木) 23 27 03.33 ID q9zdq+130 安価「お風呂で洗いっこ」 (女湯の続き) 学校帰りに百合恵の家にお邪魔した。 彼女は母親に俺を紹介し、一人暮らしな事、お風呂が故障してる事等を話した。 「それは災難だったわね、ウチのでよかったらお風呂が直るまでの間、いつでもいらっしゃい」 「あっ、はい、ありがとうございます」俺はちょっと緊張しながらお礼を言った。 「ユリちゃん、もうお湯沸いてるから案内してあげたら?」 どうやら彼女は先に母親に連絡していてくれていたようで、既にお湯が沸いているとの事だった。 百合恵は俺をお風呂に案内すると、後で下着を持ってくるからと言って戻っていった。 彼女が出て行った後、着ていた物を脱いできちんと畳んで浴室に入った。 やっぱり広いな…ウチのマンションのユニットバスとはえらい違いだ。 俺は髪と身体を洗い、二日振りにお湯に浸かった。 「ふう、気持ちいい…」それにこのシャンプー、香りがいい…女の子がイイ匂いがするのは使っているシャンプーとかもあるんだろうな。 カチャッ…脱衣所の扉が開く音に思わず身構えてしまった。 「井口君、下着とタオルここに置いておくわよ。あと、ドライヤーとかブラシとか好きに使って」 「ありがとう。でも着替えまで用意させてゴメンネ」俺が謝ると彼女は気にしないでって言い、直ぐに脱衣所から出ていった。 117 :お風呂で洗いっこ:2008/02/21(木) 23 27 55.83 ID q9zdq+130 俺は風呂から上がると彼女の用意してくれたふわふわのタオルで身体を拭き、真新しいショーツを身につけた。 うわ!これ違う… 俺の穿いてる5枚で1000円とか100均下着とは違う。見た目も違えば着け心地はまるで別物だった。 髪を乾かしブラシで梳かして脱衣所を出た。 「小母さん、お風呂ありがとうございました。お陰でさっぱりしました」 「どう致しまして」 「井口君、ちょっと来て」 「どうしたの?」 俺は百合恵に呼ばれて彼女の方へ行く。 「あのさ、今日の数学だけどこれ解る?」 彼女が教科書を広げながら聞いてきた。 「どれ?ああ、ちょっと紙と鉛筆貸して」 俺はテーブルに着き紙に書きながら彼女に説明を始めた。 「これはね…こうしてこうすると…ほら、あとね…こうしても…ほら」 「そっか、じゃあこっちは?」 「この場合は、こうすると簡単なんだ」 学校で彼女がニヤって笑ったのは、お風呂の後に俺から勉強を教わるつもりだったからだそうだ。 俺は少しの間、百合恵の勉強に付き合って俺は彼女の家を後にした。 118 :お風呂で洗いっこ:2008/02/21(木) 23 31 54.84 ID q9zdq+130 翌日の学校で柳沢達が「昨日は百合恵とお風呂で洗いっこでもしたか?」とかムカつく事を言ってきたので、おもいっきり向こう脛を蹴っ飛ばしてやった。 うずくまって悪態を附く柳沢に「ほほう、じゃあ昨日、俺に言った事、皆にばらしてやろうか?」そう言ってにじり寄った。 「そ、それは許して下さい」 「だったら二度と言うなよ」 「分かった言わない」そう言って奴が立ち上がろうとしてよろけ、俺の足の間にこけやがった。 「コラ!上見るな!早く退け…ちょっ、頭でスカートめくるな!」 俺は立ち上がろうとする柳沢の頭をスカート越しに必死で押さえつけた。 「は…花園は白かった…」満面の笑みを浮かべ鼻血まで垂らして逝った柳沢最後の言葉であった。 「や…柳沢のばかぁ!」
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元スレURL 【安価SS】 璃奈「できた。臭い測定器」 概要 安価で気になるあの子のあの部位の臭いを測っちゃうYO! タグ ^高咲侑 ^虹ヶ咲 ^μ’s ^Aqours ^安価 ^コメディ 名前 コメント
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33ページ目 受付嬢「あんっあんっあんっあんっ!」パンパン レッド「っ・・・!」パンパン 受付嬢「あっ・・・ひああっ・・・!」パンパン 受付嬢「イクっ・・・いっちゃうぅぅ!」プシャァァァ レッド「っっ・・・!」 受付嬢「はぁ・・・はぁ・・・」 レッド「・・・」ズリュ 受付嬢「い、今敏感になってるから・・・動いちゃ・・・!」 レッド「えいっ」パンパン 受付嬢「ひゃあああっ!!」パンパン レッド「くっ・・・い、イクっ・・・!」 1.中に出す 2.外に出す 118 Re レッド「安価でナツメさんにセクハラする」( No.118 ) 日時: 2014/03/30 01 02 名前: ああ 中に 次へ トップへ
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長期休暇明け。未だ夏の匂いの消えない朝。 「…………どーも」 クラスに入って開口1番、ざわ……とさざめき立つ見慣れたクラスメイト達。 「ゴホン、あー静粛に静粛に」 それを咳ばらいして窘めると、再びクラス内に静寂が戻った。 横を見れば、クラス担任の佐藤先生が困った顔で、目線で自己紹介を促している。新任の女教師には確かに荷が重い場面だろう。 そこで私は、いつも通りらしく挨拶する事にした。 「テヘッ、この度不覚にも可愛い可愛い女の子になってしまった加藤翔太、改め翔子です! 判らない事だらけで大変だけどみんな、よろしくねッ♪」 「――――――」 刹那の静寂。 「――う、うわああああああッ!」 「ヒッ!」 「あら♪」 ――それが過ぎ去った瞬間、そこは阿鼻叫喚の地獄絵図だった。 「嘘だ……嘘だ嘘だ嘘だああああァァァッ!」 「いやだ、俺はいやなんだああああァァァッ!」 「僕は悪くない、僕は悪くないんだッ――――!」 「思い出を、ひと夏の甘酸っぱい青春の一頁を返せぇぇぇっ!」 「カトォォォォォォッ!」 「……お、姉、様…………アハハッ、アハハハハッ!」 「静流ちゃんしっかりッ! クッ、ダメ――メディック、メディーック!」 「幻想……あれは全て幻……」 「な、なんなのよー……ヒック、グスッ」 「大丈夫ですか先生? 大丈夫、すぐ収まりますから♪」 眼前のカオスに驚き、尻餅をついて涙目の先生を助け起こす。 と、視界の端に教室の後ろの方からつかつかと歩いてくる影があった。 「やー俊樹、久しぶりだねー」 「……よう翔太、お前が女体化のショックで失踪しますだのと手紙を寄越して今日で何日だったっけか?」 久しぶりの泣く子も黙る三白眼が、刺し殺さんとするような光を帯びて私の目を貫く。 なので、満面の笑顔でそれを見返した。 「いやーだって俊樹に会ったら俺だとばれたろうし、俊樹だったら俺の親見たらそれが嘘だって判ったろうし、そのつてで他の連中にばれるかもしれなかったし 今年の夏はあんまり遊ぶ余裕もなかったし? いやー様々な20の恋の経験、ご馳走様でした、合掌」 俊樹の後ろの方でまた阿鼻叫喚が始まった気がするが気にしない。 と、俊樹の拳が震えている事に気が付き、意地悪くニヤリと笑った。 「……テメェ」 「なにー俊樹妬いてんのかい? 自分の所に私が来なかったからって――」 その瞬間、教室に響いた鈍い音が、狂乱をぴたりと止めた。 その音が何か一瞬考え、後頭部の痛みに自分が黒板に叩き付けられたのだと気付く。 肩を強く押さえ付ける手。 眼前には恐ろしい形相をした鬼の姿。 「……と、俊樹?」 「…………いい加減にしろよ、クソが」 どう見ても、俊樹はキレていた。 ……え、何でこの人こんな怒ってるんですか? もしかして失踪本気にしてたんですか? 予想外の展開に頭がグルグルと回り、ただ呆然と目の前の俊樹の顔を見つめる。 「……街で、見かけた」 「え…………?」 真摯にこちらを見詰める瞳に、ぶつかった。 「一目でお前だって事くらい判った。元々危なかったのは知ってたしな。 ――気に食わなかった」 「――へ?」 「俺に女体化した事すら知らせず、他の連中と楽しそうに、恥ずかしそうに歩いてるのを見た瞬間はらわたが煮え繰り返った。悩んで、悩んで、連絡しようにも出来なくて。 だからこそ、何でこんな気分になるのか素直に考えた」 「俊、樹……?」 そして気付く。 数センチ先にある、酷く真面目な顔。 「お前は、そんな気はないのかもしれない」 「あ……」 近付く。近付いてくるのか、近付いてゆくのかは自分でも判らない。 だから。 「それでも、俺は、お前が――」 判らないから、目をつむった。 「愛理ちゃんに何さらすんじゃボキャア!」 「もう悠那さんが加藤でも構わない! 貴様に抜け駆けはさせん!」 「……あれはあれでありかもしれなかったけど、やっぱり嫌なの!」 ……再び目を開いた私が見た物は、阿鼻叫喚から回復したクラスメートにフクロにされる俊樹の姿だったのだが。
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元スレURL 【安価】ルビィ「善子ちゃんの堕天使教室」 概要 ルビィがぶつける安価な用語への疑問 果たして善子はその全てを説明し切れるのか…? 関連作 【安価】善子「帰りのバスの雑談」 タグ ^津島善子 ^黒澤ルビィ ^安価 ^コメディ ^よしルビ 名前 コメント
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ここはとある県のとある町のはずれに位置する、とある大きな山。 この山には、まだまだ沢山の動物が生息していて、特に狐が多く見られます。 特に多くの狐が生息していることから、「狐山」という愛称で多くの人に知られています。 今回は、そんな狐山に住むとある家族のお話を、皆さんにお聞かせしましょう。 ―――――――――――――――― 狐山の中腹に位置するこの場所。 一番栄えている場所であり、ここには多くの狐が暮らしている。 狐塚さん一家も、ここの少し外れたところに塒を構えている。 「ひいふうみい・・・足りないな・・・」 狐塚家の大黒柱である喜太郎が、頭を抱えながらお札を数える。 何度も何度も入念に数えるのだが、どうも足りていない様子。 大きくため息をつく親父を見て、三男坊の智春が声をかける。 「オヤジ、どうしたんだ?」 「ああ、智春か・・・。いやな、ちょっと今月の光熱費が足らなくてな・・・」 喜太郎は、狐山の役所に勤めている。 述べるのを忘れていたが、この世界(狐)にも色々と会社やら学校やらと存在している。 ただのんびりと暮しているだけではない。結構動物の世界も大変なのだ。 「それなら俺が化けて、ちょっくらお金くすねてくるよ!」 学校で習いたての「化け学」を試したいのだろうか。いつもは消極的な智春が妙に積極的だ。 喜太郎は頭を掻きながら、低い声で言う。 「いや・・・化けるのは構わないんだが・・・金をくすねるのは・・・っておい!。」 最後まで話を聞かずに家を飛び出す智春。 この先、智春を待ちうけているのは一体どんなことなのだろうか・・・。 智春は、颯爽と山を駆け降りる。 風を切り裂くような速度で、あれよあれよと麓にたどり着いてしまう。 人気のない舗装された山道を横切り、化けるのに安全な場所を探す。 「ようし、ここで化けるか。」 木陰に隠れ、誰にも見つからないよう辺りを警戒する。 周りに人がいないことを確かめ、何やらぶつぶつと唱え始め、気を集中させる。 ボンッ! 「よしよし・・・これで大丈夫だろう・・・」 前足(両手)で自分の姿かたちを確かめる。 化けるときは鏡が必須なのだが、自分ひとりで化けられることを覚えて浮かれている智春は、そんなもの持ってきていない。 感触だけで確かめるのは、あまりにも危険。 だが、今の智春にはそんなこと全く頭に入っておらず、ルンルン気分で町に向かった。 ―――――――――――――――― 「町まで歩くの億劫だなぁ。」 町へ向かう一本道を歩くこと2時間。 少しは近くなっているのだろうけど、一番近くの町までまだまだ距離がある。 途中通った車も数台のみ。しかも使えなくなった家電を積んだトラックがほとんどで、不法投棄にでも来ているのだろう。 歩くのに疲れた智春は、ぺたんと道路に座ってしまう。 「これじゃ、いつになったら町に着くのやら・・・」 一回人間に化けるのに、かなり体力を擁す。 特に、まだ体力がついていない智春くらいの歳だと、一回化けるだけで相当疲れてしまう。 辺りを見回していると、彼の目にひとつのモノが飛び込んできた。 「これは・・・行けるかも・・・!」 彼の目に飛び込んできたモノ。 それは、バス停留所の看板である。 「こんなところだから、もう終わってるだろうな」と呟きながら、時刻を確認する。 「えっと、最終が・・・18時・・・」 そう言うと、智春は空を見る。 季節と太陽の位置で、大まかな時間を推測する。 「この季節なら・・・6時前だな。」 そう確信し、どかっとその場に座り込む。 正直なところ、歩きたくなかっただけなのだが・・・。 ―――――――――――――――― ブロロロロ~♪ 少しウトウトしていると、どこからともなく大きなエンジンの音がする。 先ほどすれ違ったトラックの音ではない。智春は音のするほうを見る。 「きたきたきた!やっぱり6時前だったか!」 ブレーキのエアーの抜ける音とともに、バスの扉が開かれる。 整理券を手に取り、一番後ろの座席に座る。 「大体、1時間あればつくかな・・・」 慣れないことをしたからなのか、バスに乗れて安心したからなのか、ウトウトし始める。 心地よい振動が、いつの間にか智春を夢の中へ誘っていた。 (何かやり忘れている気がするけど・・・いっか) 智春を乗せたバスは、麓の町へ下って行った。 「・・・さん・・・お客さん!終点だよ!」 体を大きく揺らされ、ようやく目が覚める。 はっと起きた時には、すでにバスは終点に着いていた。 「ああ、ごめんなさいね。」 「終点ですよ。」 ふう、とため息をつきながら運転手の人が再び言う。 起こしてもなかなか起きなかったのだろうか。 智春は軽く背伸びをし、席から立ち上がる。 彼が大丈夫であることを確認し、傍らに立っていた運転手が申し訳なさそうに声をかける。 「あのですねぇ、運賃のほうをいただきたいのですが。」 「・・・!」 やや寝ぼけていた智春も、運転手のその一言で目が覚める。 体のいたるところから変な汗が吹き出し、足ががくがくと震えだす。 そう、智春は金を化かすことを忘れてバスに乗ってしまったのだ。 金を化かすことは、狐の世界でも重罪である。 だが、化け学を習いたての彼は、まだそういったことに対してあまり知識がなかった。 運転手が怪訝な表情で彼のことを見る。 本人はそう思っていないのかもしれないが、智春のことをじろっと睨みつけているように見える。 (もしかして・・・狐であることもばれたのか・・・?) 一気に動揺する智春。車内で地団駄踏んでいる彼のことを怪しむはずがない。 時折地声(狐の鳴き声)が発せられ、彼の息はかなり乱れている。 あまりにも不審すぎる行動に、運転手はバスを降りてどこかへ行ってしまった。 「今逃げ出せば・・・何とかなるかな・・・」 乱れた呼吸を整えながら、冷静に状況を考える。 今ここで逃げでしまったら、恐らく警察に追いかけられる可能性が高い。 だからと言って、お金を払わなくても警察を呼ばれる。 「保護者の方は?」とか聞かれたら、それこそアウツ。 (ここは・・・一芝居打つしかないな・・・) 数分後、先ほどの運転手が戻ってくる。 何人か同僚らしき人を連れており、中には所長らしき人も見受けられる。 所長や同僚がいるということは、ここはバスの営業所のようだ。 「君、一度降りてくれないか?」 赤と黄のラインの入った帽子を被っている人が話しかけてくる。 風格、体格的に恐らくこの人が所長なのだろう。 「分かりました・・・」 智春は素直にバスから降りる。 4、5人に囲まれながら、2階建ての詰所まで連れて行かれる。 中の扉を開けたその時、智春は作戦を実行する。 「あの・・・トイレ行ってきてもいいですか・・・?」 腹をさすりながら、気分が悪いことを訴える。 実際には気分は悪くないのだが、どうにかして一人になろうとする。 「そうか・・・そこの奥にあるから、早く行ってきて。」 署長らしき人が、薄暗い廊下の奥の方を指差す。 智春は猛ダッシュで廊下を駆け抜ける。まるで野を疾走する狐のように。 (・・・取りあえずは成功だ・・・!) 智春は個室に籠り、一旦便座に座る。 「とりあえず、お札の代わりになるものを・・・!」 薄い紙や木の葉であれば、簡単にお札に変えられる。 ここはトイレ。しかも個室の中とくれば、お札なんて簡単に作れる。 一切れ分ほどに千切り、軽く心を落ち着かせる。 お札を化かす技は、親父から教わっていた。 「これはやっちゃだめだからな」と強く教えられていたが、なぜやっちゃいけないのかは、今の智春には分からなかった。 一刻を争う事態となった今、智春に与えられた選択肢はただひとつしかなかった。 ―――――――――――――――― 「すいません、ちょっと大きい方をしていたもので・・・」 「別にそんなこと言わなくてもいいよ。」 そこにいた数人が、少しばかり苦笑する。 もちろん、大きいのはしていない。 「それじゃ、こちらで運賃を支払ってください。」 トイレットペーパーから化かした一万円札を所長に手渡す。 (これで何とかなる・・・) 智春ほっと胸を撫で下ろす。 だが、安心するにはまだまだ早かったようであった。 「・・・!おい、君!これは偽札じゃないか!」 念入りにお札を調べていた所長が、智春の渡したお札が偽札であることに気づく。 恐らく、お札を光に当てているときに、透かしの人物像が出てこなかったのだろう。 問答無用。智春の人生オワタの瞬間であった。 その後、智春は警察に呼び出されたっぷりお灸をすえられた。 幸い、保護者に関しては問い詰められなかった。 智春は、失意を胸にとぼとぼと山へ帰って行く。 ―――――――――――――――― 「・・・てなことがあったんだよ、オヤジ。」 1日かけて家に帰ってきた智春。不貞腐れながらオヤジに今までのことを話す。 すべて聞き終わったとき、オヤジはものすごく恐ろしい表情で智春を問い詰める。 「・・・お前、お札を化かしたのか・・・?」 「だから、さっきも言ったじゃん。そんなに恐い顔しなくたって・・・」 「恐い顔じゃない!」 反省の色が見られない息子の態度に、父親は一喝する。 今まで見せたことのないオヤジの姿に、智春は目を見開かせて驚く。 「あのな智春。耳の穴かっぽじいてよく聞けよ。」 「はいはい。(ほじほじ)」 「木の葉とかを金に化かすのはな、人間の世界でもこの世界でも重罪なんだ。」 「へぇ。」 「へぇ、じゃない。それでな、こちらの世界だとな・・・げふんげふん。」 「オヤジ、どうした?」 「いや・・・やっぱりいいや。とりあえず誕生日になったら分るよ。」 そう言うと、オヤジは智春の姿を写真におさめる。 なんだか、オヤジの表情が少し寂しそうに見える。 どうしてこんなことをするのか、今の彼には全く理解できなかった。 オヤジの言ったことが身にしみて分かるようになるのは、それから1週間後。 智春の胸には、大きなメロンがくっついていたとさ。
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カスミから技マシンを貰いこれまた安価 ・サントアンヌ号の船長の目の前で捨てる事に ↓ 安価によりしばしポケモン捕獲する事に ・スリープとサンドを捕獲することが決まる ↓ おっさんからボロの釣竿を貰う ↓ サンドを捕獲し、安価でおにぎりと名づけられる スリープ捕獲、安価でクリープに ↓ 安価で全パーティーのレベルを20まで上げることになる ・たむらがうたうを覚える スタープラ進化させるか否かを安価 ・進化させる事になる おめでとうスタープラはユンゲラーになった! ↓ 手持ちのメンバーを全員lv20にするため時間をおく ・ロモたんがさいみんじゅつ、みずでっぽうを覚える ↓ もうサントアンヌ号でレベル上げ ↓ ポッポ・カモネギ交換イベント発生 ・レベル3のポッポ捕まえてこいよ ・タケシに挨拶に行くときに・・・ ↓ おや・・・?うわライのようすが・・・ ・安価により25まで進化止め決定 ↓ 技マシン8(のしかかり)ゲット ・安価によりジョセをつれてきて覚えさせることに ↓ 引換券で自転車をもらった! ジョセの代わりにうわライを預ける まさおを育て屋にあずける ↓ ジョセはつのでつくを忘れ、かわりにのしかかりを覚えた! ↓ お別れしたはずのメガトンパンチのわざましんがバグのせいで発生 ↓ 安価によりジョセはたいあたりを忘れ、かわりにメガトンパンチを覚えた!→ジョセつえええ! ↓ パソコンにてクリープを回収 ↓ わざましん44(ねむる)をゲット!クリープが覚える ↓ ふしぎなあめをてにいれた!→スタープラチナザワールドレクイエムことスタープラに使用 ↓ ライバル(ゆうすけ)戦開始→勝利! ↓ ひでんましん01をもらった!→いあいぎり誰も覚えられねー! ・パラスが覚えることに ↓ わざましん11を船長の目の前でゴミ箱にたたきこみ、サントアンヌ号をあとにする ↓ クリープはねんりきを覚えるかと思いきや安価により覚えないことに ↓ まさおを迎えにいき、かわりにクリープを抜く ↓ タケシに挨拶しに出発 ↓ ひでんマシン05を手に入れる ↓ つきのいしゲット→たむら(ピッピ)進化フラグ? ↓ ポッポゲット!→ニックネームはコンドーム ↓ フラッシュ覚えさせるか安価→当然覚えさせないことに ↓ ゆうすけ本人からさらなる鬼畜提案→ゆうすけ末期疑惑 ↓ タケシのもとへ→元気そうでなにより ↓ まさおを預け、コンドームを引き出しておしょうと交換 ・ニックネーム「悪化」 ↓ 再開、アッカがいあいぎりを覚える ↓ 安価によりバリヤードとケーシィ交換 ・ケ-シィの捕獲にハナダへ・・・あれ?ケーシィじゃなくてプリンじゃね? ・プリンを捕まえにニビ東の草むらへ ・ゲット!ニックネームはゆうすけの住んでる県=カナガワに ↓ カナガワと交換で預けるポケモン安価→ジョセ大人気 ・バリヤード「まさる」 ↓ 安価でタケシに報告に行くことに→タケシルート ↓ 報告終了、安価によりマチスをすっとばしてイワヤマへ突撃することが決定
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とても気に入らないことがある。 それは俺が女の子になってしまった事でも(そもそもこれは昨年の話だ)、百八十センチにとどこうかという身長が、百三十センチ未満なんていう超ウルトラミニマムサイズになった事でも――いやこれは少し関係があるのだけど、直接的にはこれじゃあない。 親友だったやつとの関係が、恋人になったことは、認めたくはないのだが嬉しいし、そいつが会うたび小さくて可愛いだなんで言ってくれることも嫌じゃない。 問題は俺との関係が兄弟から姉弟に、さらについ最近姉妹になりやがった妹のことだ。 妹のやつは、俺とは違って背が高い。元の身長から十センチ位しか縮んじゃいないだろう。俺と並べば三十センチ以上は妹のほうが高いのだ。 さらに妹は胸もあるようで、カップは65のFとかほざきやがる。胸囲は八十九らしく、「もうすぐじーになっちゃうかもー」とかいう台詞をはきやがったときは本気でイラッと来た。 とは言っても、だ。元々俺は男だったわけだし、妹の方が女らしいからって、そこまでは嫉妬しない。 いざとなったら、妹は綺麗で俺は可愛いんだとかいう台詞で、気持ちの整理もつけられる。 けれど、その妹の方が調子にのって「これじゃあお姉ちゃんが妹みたいだねえ」なんて言われるのが、我慢ならないのだ。 さらに母親までもが同調していやがって「佑香もそのうちお姉ちゃん見たいに大きくなれるからね」なんて言ってくるのだから、腹もたつってものだろう。 まあ、分からなくはないんだ。知らない人が俺たち姉妹を見れば、そりゃあ俺の方を妹だと思ってしまうだろう。 けれど身内にそんな、あえてコンプレックスを刺激されるようなことを言われるのは、流石におかしいだろう。 しかも俺の方は精一杯嫌なんだってアピールしているってのにだ。 しかも最近は俺の事を名前にちゃん付けで 「佑香ちゃ~ん。お姉ちゃんと一緒にお風呂入ろっか」 そう、こんな具合の発言がデフォルトなんだから困ってしまう。 「ほらほらお姉ちゃんと一緒に入れば佑香ちゃんだって少しはおっきくなれるかもよ?」 「うるせぇぞ澄香。だいたい姉は俺だって何度言ったら分かるんだ。この鳥頭が」 調度苛々している時にこんな事ばかり言っていやがるので、何時もより大分厳しい口調で返してやる。 「駄目だよ佑香ちゃん。女の子がそんな言葉遣いじゃあ。 それに、こんなにちっちゃくて可愛いんだから、佑香ちゃんは私の妹なの。もう決めたの」 ――うるせえ、お前こそたった一月でそこまで馴染んでんじゃねえよ。それにお前にそんなことを決める権利はねぇ。 そんなことを言ってやろうと思ったのだが、ふとあることに気付いた。 こいつらは、俺がこう一々嫌がっているから、それが面白いからこんなことばかり言っているじゃないかということに。 ならそうだ、一度くらいこいつらの言う通りにしてやれば、きっと飽きてやめてしまうじゃないだろうか。 そう考えてから、言葉を発した「……うぅ、ごめんねお姉ちゃん。まだ言葉遣いに慣れてなくて、ちょっと乱暴になっちゃうことがあるの。さっきは考え事してたから、ついあんな言い方になっちゃったの」 なんだか自分の発言が気持ち悪くて泣きたくなったけれど、一度決めたからには最後までやり通してやる。 「それにね、佑香もお姉ちゃんと、お風呂……入りたいな」 言い終えてからそっと澄香の様子を伺うと、顔を真っ赤にしているのが見てとれた。 これは、効果ありか? 「……佑香ちゃん。ち、ち、ちょっと待っててね。お姉ちゃんやることがあるから、その間にお風呂に入る準備をしておくんだよ」 そう言い残すと澄香は部屋を出てどこかに行ってしまった。 ていうか、結局風呂には入るのか。 まあ、澄香は綺麗だから、一緒に入るのはそんなに嫌じゃない。 ね。お姉ちゃんやることがある「おか~さ~ん。佑香ちゃんが私のことお姉ちゃんってよんでくれた~うれしい~」 キッチンの方から響く声。これが用事? あれ、もしかして俺の作戦。大失敗? 「あら澄香良かったじゃない。それにね、お母さんからもとっても楽しいお知らせがあるの」 母の言葉から、とてつもなく嫌な予感。さっきの失敗なんて比べ物にならないような嫌なことが、間違いなく起こる。 俺の直感が、そう告げていた。「今日ね、お父さんのつくってくれた診断書を持ってね、偉い人のところに行ってきたの」 診断書? なんのだろう。 時期としては澄香の女体化に関わっていそうだけど、多分、そうじゃない。十中八九、俺に関係したなにかだろう。書かれた覚えなんてないけれど。 「それでね、うちの佑香が女の子になっちゃったショックで、自分の事を小学生だって言うんですって言ってきたらね。 佑香ちゃん、小学六年生クラスに編入になるって。戸籍の上での年齢も変えてくれるんだって。外見的には問題ないし、うちの国、女体化した子には随分融通がきくものねぇ」 俺は泣いた。本気で泣いた。人生ではじめて夜通し泣きつづけた。 数日後、俺の彼氏も泣いたらしい。小学生と付き合っているロリコンになっちゃったよ。だそうだ。 ……いや、俺と付き合っているあたりもとからロリコンだろうに。